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「ウリエル(Uriel)」は、ユダヤ・キリスト教系の天使伝承に登場する大天使の一人。『エノク書』などでは[[ミカエル]]、[[ガブリエル]]、[[ラファエル]]らと並ぶ主要な天使として扱われ、天体や冥界を司る存在、あるいは神の意志を人間へ伝える案内者として描かれる。<ref name="Uriel">{{web引用 | *「ウリエル(Uriel)」は、ユダヤ・キリスト教系の天使伝承に登場する大天使の一人。『エノク書』などでは[[ミカエル]]、[[ガブリエル]]、[[ラファエル]]らと並ぶ主要な天使として扱われ、天体や冥界を司る存在、あるいは神の意志を人間へ伝える案内者として描かれる。<ref name="Uriel">{{web引用 | ||
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転スラでも「[[正義之王]](ミカエル)」「[[智慧之王]](ラファエル)」「[[忍耐之王]](ガブリエル)」などと並ぶ天使系究極能力の一つに置かれている。<ref name="スキル一覧">{{web引用 | *転スラでも「[[正義之王]](ミカエル)」「[[智慧之王]](ラファエル)」「[[忍耐之王]](ガブリエル)」などと並ぶ天使系究極能力の一つに置かれている。<ref name="スキル一覧">{{web引用 | ||
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一方、伝承上のウリエルが特に「誓約」を司る天使とされるわけではない。「誓約」という性質は転スラ独自のものであり、ルドラに寄せられる民の信頼や、リムルと配下の絆を力へ変える能力設定と強く結び付いている。 | *一方、伝承上のウリエルが特に「誓約」を司る天使とされるわけではない。「誓約」という性質は転スラ独自のものであり、ルドラに寄せられる民の信頼や、リムルと配下の絆を力へ変える能力設定と強く結び付いている。 | ||
なお、伏瀬が2014年に公開した「スキル一覧」では、Web版の「誓約之王」は「空間支配・防御結界・無限牢獄・断熱空間」とされている。<ref name="スキル一覧" /> 書籍版および現在の公式ポータルでは「無限牢獄・法則操作・万能結界・空間支配」と整理されており、能力構成が変更されている。<ref name="公式用語集" /> | *なお、伏瀬が2014年に公開した「スキル一覧」では、Web版の「誓約之王」は「空間支配・防御結界・無限牢獄・断熱空間」とされている。<ref name="スキル一覧" /> 書籍版および現在の公式ポータルでは「無限牢獄・法則操作・万能結界・空間支配」と整理されており、能力構成が変更されている。<ref name="公式用語集" /> | ||
*「絶対防御」の「絶対」は絶対ではないことでおなじみであり、実際に[[神楽坂優樹]]や[[ヴェルドラ=テンペスト]]に破られている。 | |||
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2026年9月8日 (火) 00:26時点における最新版
誓約之王(ウリエル)は、リムル=テンペストがかつて所有していた究極能力である。空間と防御の管理に優れ、仲間や民衆の願い・祈りを力へ変える性質を持つ。[1][2]
| 誓約之王 | |
|---|---|
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| 読み | ウリエル |
| 外国語表記 | Uriel |
| 種別 | 究極能力 |
| 系統 |
天使系 美徳系 |
| 過去の所有者 |
ルドラ・ナスカ ヴェルダナーヴァ リムル=テンペスト |
| 進化前 | 無限牢獄[注 1] |
| 進化後 |
豊穣之王(シュブ・ニグラト) 炎神之王(クトゥグア) |
| 状態 | 再編により消失 |
| 初登場 |
書籍:第5巻 漫画:第72話「渦巻く陰謀」 アニメ:第37話「訪れる者たち」 |
| 備考 | 第19巻では英雄之王(シンナルエイユウ)によってルドラの権能として再現 |
概要[編集 | ソースを編集]
無限牢獄を基礎に、暴食之王の「食物連鎖」を通じて集まった配下の能力などを統廃合して生まれたリムル=テンペストの究極能力。リムルへ忠誠を誓う仲間たちの祈りが結晶化した能力でもあり、「無限牢獄」「法則操作」「万能結界」「空間支配」の四権能を備える。[1][3]
特に防御性能が高く、「万能結界」と「無限牢獄」を応用した「絶対防御」はリムルの主要な防御手段となった。一方で本質は防御だけではなく、空間移動、封印、法則への干渉まで担う、空間管理に特化した能力である。
同名の能力は古代にも存在し、元来はルドラ・ナスカが自ら獲得していた。後にヴェルダナーヴァの「正義之王(ミカエル)」と交換され、ヴェルダナーヴァの死後に失われていたが、リムルが全く別の経緯から同じ「誓約之王」へ到達している。[4]
獲得・進化[編集 | ソースを編集]
古代の誓約之王[編集 | ソースを編集]
古代、ヴェルダナーヴァの弟子となったルドラ・ナスカは、自ら究極能力「誓約之王」を獲得した。[4]
世界統一を目指すルドラにとって、ヴェルダナーヴァが所有していた「正義之王(ミカエル)」の方が目的に適していたため、両者は究極能力を交換。以後、「誓約之王」はヴェルダナーヴァが所有することとなった。
ヴェルダナーヴァの死後はその行方が途絶え、ヴェルグリンドも長く捜し続けていた。[5]
リムルによる獲得[編集 | ソースを編集]
書籍第5巻、リムルがヴェルドラ=テンペストの封印を解除したことで「無限牢獄」の解析が完了する。
同時期、リムルの魔王への進化によって配下も「祝福(ギフト)」を受けており、「食物連鎖」を通じて大量の能力情報がリムルへ集まっていた。智慧之王(ラファエル)がこれらを整理・統合し、「無限牢獄」を基礎として「誓約之王」を完成させた。[1]
その成立は、リムルに忠誠を誓う仲間たちの祈りの結晶と説明されている。公式ポータルの用語集でも、同様に「無限牢獄」の進化と仲間たちの祈りによって生まれた能力として紹介されている。[3]
能力の再編[編集 | ソースを編集]
書籍第15巻、シエルによる能力整理の中で「誓約之王」は解体・再構築される。[5]
その一部はヴェルグリンドの「救恤之王(ラグエル)」と統合され、究極能力「炎神之王(クトゥグア)」へ進化した。これによって「正義之王」による天使系能力への支配経路も取り除かれている。
一方、「誓約之王」の本質は失われず、リムルと配下の能力を管理する新たな究極能力「豊穣之王(シュブ・ニグラト)」へ受け継がれた。[5]
このため「誓約之王」は単純に一つの能力へ進化したのではなく、能力核の一部が炎神之王へ、本質が豊穣之王へと分かれて継承されたと見るのが適切である。
能力[編集 | ソースを編集]
権能[編集 | ソースを編集]
- 無限牢獄
- 対象を隔離された空間へ封じ込める。
- 元はクロノアがヴェルドラ=テンペストを約300年間封印していた能力で、リムルがヴェルドラ解放時に解析・獲得し、「誓約之王」の基礎となった。[1]
- 法則操作
- 認識した法則へ干渉する権能。
- 魔力や熱量、慣性などを操作することで、攻撃・防御の双方に応用できる。「無限牢獄」など他の権能と組み合わせることで、対象の性質に合わせた特殊な拘束も構築できる。
性質・制約[編集 | ソースを編集]
「誓約之王」は、使用者と他者との結び付きを力へ変えるという性質を持つ。
第19巻で再現されたルドラは、「誓約之王」には人々の願いや祈りを受け取る働きがあり、自分を信じる者の数だけ力を増幅できることを明かしている。[2] リムルの「誓約之王」が仲間たちの祈りから生まれたという成立経緯も、この性質と一致している。
防御力は極めて高いものの、「絶対防御」という名称通りにあらゆる攻撃を無条件で防げるわけではない。霊子のように通常の結界を確率的に通過する粒子は、軌道を解析する以前には完全な遮断が困難だった。第7巻では、智慧之王が崩魔霊子斬から得た情報を基に霊子の動きを解析したことで、その後の「三重霊子崩壊」を防いでいる。[6]
また、ユウキ・カグラザカの「能力殺封(アンチスキル)」は究極能力そのものを無効化する特殊な体質であり、「万能結界」も突破された。公式用語集でもこの点が明記されている。[3]
第15巻では、ヴェルドラ=テンペストの「確率操作」を伴う攻撃が「絶対防御」を突破しており、同格以上の究極能力や特殊な原理を持つ攻撃には万能ではない。
使用例[編集 | ソースを編集]
絶対防御 - 「万能結界」などを利用して形成する、誓約之王を代表する防御手段。
- 書籍第7巻では、七曜の老師が放った「三重霊子崩壊(トリニティディスインテグレーション)」を完全に防いだ。[6]
- 第15巻でも近藤達也の特殊弾やヴェルグリンドの攻撃を防ぐなど、リムルの主力防御として使用されている。[5]
絶対切断 - 「絶対防御」の性質を攻撃へ反転させた応用。
- リムルは書籍第13巻でベニマルの武器へこの効果を付与し、クロノアの「絶対切断」と同等の威力を持つ攻撃として使用させている。[7]
- 第19巻では、英雄之王によって再現されたルドラが、人々の願いを束ねて「絶対切断」を大幅に強化。フェルドウェイの「王宮城塞(キャッスルガード)」を正面から打ち破った。[2]
- 断熱牢獄
- 書籍第15巻、ヴェルグリンドを一時的に拘束するためにシエルが構築した合成能力。[5]
- 「無限牢獄」と法則操作による熱・慣性などへの干渉を組み合わせ、戦闘空域そのものを封鎖することで、竜種であるヴェルグリンドの動きを短時間ながら封じ込めた。
所有者[編集 | ソースを編集]
- リムル=テンペスト
- 書籍第5巻、古代の能力とは別の経緯から同名の「誓約之王」を獲得した。
- 第15巻でシエルによる能力改変を受け、本質は「豊穣之王」へ、一部は「炎神之王」へ受け継がれたため、現在は所有していない。[5]
再現[編集 | ソースを編集]
- ルドラ・ナスカ
- 書籍第19巻では、マサユキ・ホンジョウの「英雄之王(シンナルエイユウ)」によって全盛期のルドラが再現される。
- その際には、かつて所有していた「誓約之王」も再現され、「絶対切断」によってフェルドウェイの「王宮城塞」を突破した。[2]
- これは失われた元の「誓約之王」が復活したのではなく、「英雄之王」による再現である。
進化・派生関係[編集 | ソースを編集]
| 区分 | 能力 | 備考 |
|---|---|---|
| 進化前 | 無限牢獄 | リムルが獲得した「誓約之王」の基礎 |
| 統合元 | 「食物連鎖」を通じて集積した諸能力 | 配下から得た能力やリムル自身の能力を統廃合して成立 |
| 本能力 | 誓約之王 | 古代にはルドラ・ナスカ、後にヴェルダナーヴァが所有。リムルは別経路から同名能力を再獲得 |
| 進化後 | 豊穣之王(シュブ・ニグラト) 炎神之王(クトゥグア) |
本質は「豊穣之王」へ継承。一部は「救恤之王」と統合され「炎神之王」へ |
| 派生 | — |
余談[編集 | ソースを編集]
- 「ウリエル(Uriel)」は、ユダヤ・キリスト教系の天使伝承に登場する大天使の一人。『エノク書』などではミカエル、ガブリエル、ラファエルらと並ぶ主要な天使として扱われ、天体や冥界を司る存在、あるいは神の意志を人間へ伝える案内者として描かれる。[8]
- 一方、伝承上のウリエルが特に「誓約」を司る天使とされるわけではない。「誓約」という性質は転スラ独自のものであり、ルドラに寄せられる民の信頼や、リムルと配下の絆を力へ変える能力設定と強く結び付いている。
- なお、伏瀬が2014年に公開した「スキル一覧」では、Web版の「誓約之王」は「空間支配・防御結界・無限牢獄・断熱空間」とされている。[9] 書籍版および現在の公式ポータルでは「無限牢獄・法則操作・万能結界・空間支配」と整理されており、能力構成が変更されている。[3]
- 「絶対防御」の「絶対」は絶対ではないことでおなじみであり、実際に神楽坂優樹やヴェルドラ=テンペストに破られている。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
- ↑ リムルが獲得した「誓約之王」における直接の進化元。古代にルドラが獲得した同名能力の成立経緯とは区別する。
出典[編集 | ソースを編集]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 伏瀬『転生したらスライムだった件』 第5巻、マイクロマガジン社〈GCノベルズ〉、2015年6月6日。ISBN 978-4-89637-507-7。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 伏瀬『転生したらスライムだった件』 第19巻、マイクロマガジン社〈GCノベルズ〉、2021年12月6日。ISBN 978-4-86716-203-3。
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 “用語集”.「転生したらスライムだった件」ポータルサイト.2026-09-05閲覧。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 伏瀬『転生したらスライムだった件』 第16巻、マイクロマガジン社〈GCノベルズ〉、2020年4月1日。ISBN 978-4-89637-989-1。
- ↑ 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 伏瀬『転生したらスライムだった件』 第15巻、マイクロマガジン社〈GCノベルズ〉、2019年10月3日。ISBN 978-4-89637-923-5。
- ↑ 6.0 6.1 6.2 伏瀬『転生したらスライムだった件』 第7巻、マイクロマガジン社〈GCノベルズ〉、2016年5月5日。ISBN 978-4-89637-561-9。
- ↑ 伏瀬『転生したらスライムだった件』 第13巻、マイクロマガジン社〈GCノベルズ〉、2018年10月3日。ISBN 978-4-89637-816-0。
- ↑ “URIEL”.Jewish Encyclopedia.2026-09-05閲覧。
- ↑ 9.0 9.1 “スキル一覧”.小説家になろう.HinaProject Inc..2026-09-05閲覧。
関連項目[編集 | ソースを編集]
外部リンク[編集 | ソースを編集]
- “用語集”.「転生したらスライムだった件」ポータルサイト.2026-09-05閲覧。
- “「今更聞けないスキルの話」 #02 ヴェルドラ”.V-STORAGE.バンダイナムコフィルムワークス.2026-09-08閲覧。
- “スキル一覧”.小説家になろう.HinaProject Inc..2026-09-05閲覧。
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