ヴェルダ・ナーヴァ

出典: 転スラ百科事典『転生したらスライムだった件Wiki』
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ヴェルダ・ナーヴァとは?

壊れた神bykairu

竜種の一人にして、ヴェルザード・ヴェルグリンド・ヴェルドラの兄であり、ミリムの父。

『転スラ』の舞台となる世界を創造した存在であり、創造した世界に様々な生物を作り出して住まわせる事で、多様性を生み出した。

ステータス

種族 竜種
誕生 天星宮
究極能力 天使系究極能力14個→正義之王(ミカエル)→誓約之王(ウリエル)

以下、Web版・小説版のネタバレが含まれます。閲覧の際は注意してください。        

 



経歴

上述した様に「転スラ」世界とそこに住む生命体を創造したヴェルダナーヴァだったが、作り出された生命体の中でも特に人類を溺愛した。そして、人類同士が争う事によって世界が崩壊する事を憂慮したヴェルダナーヴァは、かつて存在していた人類族(ヒューマン)の上位種族である『真なる人間(ハイ・ヒューマン)』によって現世(作中では『基軸世界』と表記)に召喚され、時を経て自分に挑んできた悪魔の王、ギィ・クリムゾンに「調停者」として世界のバランスを保つ事を依頼。

これを了承したギイによって、人類の管理者としての「魔王」が誕生した。

その後、ナスカ王国の王子にして最古の勇者、そして後の義兄弟であるルドラ・ナム・ウル・ナスカと出会ったヴェルダナーヴァは、彼の語る「人類による統一国家の樹立」という理想を応援し、自身が持っていた究極能力「正義之王」とルドラの持っていた「誓約之王」を交換する事となった。

しかし、ヴェルダナーヴァはルドラの理想が実現する可能性は低い事は承知であり、その上でルドラを直々に鍛えギィに挑ませる事で、現実を教えようとした。

そうしてルドラとギィが戦っている間に、ヴェルダナーヴァはルドラの妹であるルシアと結婚し、子供まで設けた。だがその代償として、普通の人間と同程度(※とはいっても人間族よりも遥かに強い、真なる人間ハイ・ヒューマンレベル程度になった可能性も)にまで力を失ってしまったのである。しかし代わりに同じ時間を伴侶と共に過ごせると満足し、名を“ヴェルダ・ナーヴァ”に改名。竜種として残った力も分身の幼竜(ミニドラ)に託し、友達として子に与えた。

結果的に、この事実はルドラとギィが直接戦うのをやめ、彼らが持つ手駒によって戦う「ゲーム」を始めさせるきっかけとなった。

だが、二人が「ゲーム」を開始して間もなく、ルドラが国を留守にしていた間に敵国が起こしたテロに妻共々巻き込まれ、帰らぬ人となってしまった。

この事実はルドラの心を砕き、やがて彼の、そして世界の運命を大きく狂わせてしまうのであった。

能力

世界を創造しただけあり、本来は全知全能の存在であり、「全なる一」というべきものであったが、それを嫌ったヴェルダナーヴァ本人の意思で、(少なくともギィと初めて相対した時点で)全知全能ではなくなっている。

とはいえ、創造主としての力は凄まじく、当時究極能力はおろかユニークスキルも所持していなかったにもかかわらず冥界で最強の存在であったギィを圧倒するほどの実力を持ち合わせていた。

この時点では数多くの権能(上記の「究極能力」欄にある14個の天使(美徳)系究極能力か)を有していたらしいが、ある時に妹であるヴェルザードやヴェルグリンド、そして資格のあった天使達に能力を譲り、自身には最強の権能である「正義之王」を残して残るすべての権能を世に解き放った。

そして、ルドラが発現させた「誓約之王」と、自身に残していた「正義之王」を交換する形で

最終的には「誓約之王」を所持していたと思われる(作中の人物が「誓約之王」はヴェルダナーヴァの死とともに失われた、という趣旨の発言をしている為)。

また、始原の七天使用に超最上級武器・『創世級(ジェネシス)』を創造している。天使達の数に合わせて七振りしか造っていないが、七天使の中でこれを手にしたのはフェルドウェイのみ。

残りはギィを通して信頼出来る者に行き渡らせており、愛妻と愛娘に義兄弟、精霊女王や真祖、そしてギィが所有するに至った。

余談

本来「転スラ」世界において竜種という存在は不滅であり、仮に魂すら砕かれて完全に消滅したとしても、世界の何処かで人格と記憶の一部をリセットされた形で復活する為、竜種としての力を失っていたとはいえ本来は完全な精神生命体であるはずのヴェルダナーヴァが復活しない事は不自然な事である。

考察

ネット上では以前から「実はリムルがヴェルダナーヴァの転生体なのでは?」と予想されている。

真実は不明だが、決して根拠無き話ではない。

ウェブ版最終場面でリムルはウェブ版の黒幕ユウキに「お前は一体何なんだ!?」と言われ下記のセリフを心の中でつぶやいていた。

三上悟。リムル・テンペスト。――それとも、ヴェルダナーヴァだとでも思っているのか?

俺か? 俺が・・誰か、だって?そんなのは、決まってるだろ。俺の名は――――――――

その他にもweb版、書籍版問わず作中で疑われる点がいくつかある。

  • 上記のセリフに加えてリムルが248話で三上悟とヴェルダナーヴァ双方の立場で話しており不自然。
  • ヴェルグリンドの回想で「リムルがヴェルドラの魔素から発生したのは偶然ではないのでは?」と疑問を抱いた。
  • ヴェルグリンドがルドラの魂を集めるべくリムルによって異世界に飛ばされた際に「このような芸当は我が兄(ヴェルダナーヴァ)にしかできないはず」と驚愕している(少なくとも彼女はリムルの正体が兄と関係する可能性を疑っている模様)。
  • ユニークスキル『大賢者』が、創造主のみが知りえる高度な情報を理解している。
  • この世界ではルドラ=マサユキという事例(ルドラの魂が異世界にわたり、記憶を失ってマサユキに転生し、再びルドラの世界へ転移した)がある。
  • 虚無崩壊』は元々ヴェルダナーヴァの力だった。リムルも『智慧之王』+『暴食之王ヴェルゼビュート』(+イケニエとして『暴風之王ヴェルドラ』+『灼熱之王ヴェルグリンド』)=『虚空之神アザトース』として『虚無崩壊』を得ている。
  • 転生時に得た二つのユニークスキルが、進化するたびヴェルダナーヴァ(及びその妻であるルシア)の保有スキルと酷似していく。『虚無崩壊』はヴェルダナーヴァの力であり、『智慧之王ラファエル』はルシアの力だった『知識之王ラファエル』と似通っている。
  • 現存する竜種の中で最大の魔素を誇るヴェルドラよりも大量の魔素を竜魔粘性星神体アルティメットスライム進化時に獲得したが、本来ならそのレベルの魔素はヴェルドラ以上の魂がなければ獲得・制御できないはずである。
  • 不滅のヴェルダナーヴァがいまだ転生してこない=三上→リムルに変質したから?
  • リムル転生時から世界が激動し始める。(これは主人公補正かも)
  • ヴェルドラを奪われた際に怒りで発した覇気が竜種のそれと酷似している。(この時はまだ竜種へと進化していない)
  • フェルドウェイの目的がヴェルダナーヴァの復活と判明した際、ヴェルグリンドが青ざめ、ガゼル達が驚愕する中、何故か突き止めたリムル自身は興味が無いかの様に落ち着いており、ヴェルダナーヴァの復活とそれにより発生する混乱について、いつもなら不測の事態に対して周囲がやり過ぎと感じる程に対策を立てているリムルが、そこら辺に関して言及する描写も無い。
  • 俺の名は――――――――――――――――の行間は8文字なので丁度ヴェルダナーヴァが収まる。(ただし「リムル・テンペスト」も収まる)
  • ミリムがリムルと出会ってすぐ親友認定した(ヴェルダナーヴァと同じ気配を感じ取ったから?)
  • ヴェルドラと親友になった(上記と同じ理由。ただし、単純に寂しかっただけの可能性もある)

…という、不自然な点が多いリムル。

もしかすると本当に…?

これは無いと考える読者も多い(例えば上記の台詞もヴェルダナーヴァ「だとでも」と発言している。行間に当てはまるのがヴェルダナーヴァなら不自然な言い回しである。また、小説家になろうのコメント枠で作者がこの説について否定したという話もある)が、一方で完全に無関係と言う訳では無いだろうと疑う声もある。

真相は不明だが、事実ならば色んな謎が腑に落ちるのもまた事実。果たして…??