「悪人面」の版間の差分

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'''{{ruby|悪人面|コワイヒト}}'''は、[[ミスラ・ヒルメナード]]が所有する{{ruby|[[特殊能力]]|ユニークスキル}}である。無意識のうちに周囲の者へ強い威圧感を与え、ミスラを恐ろしい人物として受け取らせる。書籍第17巻では、[[テスタロッサ]]によって、その存在と性質が指摘された。<ref name="書籍17">{{本引用|type=書籍|巻数=17}}</ref>
{{能力
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|タイトル = 悪人面
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|読み = コワイヒト
|読み = こわいひと
|外国語表記 = Wicked Scoundrel
|外国語表記 = Wicked Scoundrel
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|所有者 = [[ミスラ・ヒルメナード]]
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|過去の所有者 = ミスラの父<ref group="注">テスタロッサによる推測。</ref>
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|状態 = 現存
|状態 = 現存
|初登場 = 書籍:[[転生したらスライムだった件17|第17巻]]
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|備考 = 無意識に発動する継承型のユニークスキル
|備考 = 無意識に作用する継承型の能力
}}
}}


== 概要 ==
'''悪人面(コワイヒト)'''は、[[ミスラ・ヒルメナード]]が所有する{{ruby|[[特殊能力]]|ユニークスキル}}である。所持者の意思にかかわらず周囲へ威圧感を与え、ミスラを危険な人物だと感じさせる。書籍第17巻で、[[テスタロッサ]]によって存在と性質が指摘された。<ref name="書籍17">{{本引用|type=書籍|巻数=17}}</ref>
 
「悪人面」は、ミスラ・ヒルメナードが持つ{{ruby|特殊能力|ユニークスキル}}である。所持者の意思で明確に発動するというより、無意識のうちに作用するタイプで、周囲の者にミスラを危険な人物だと思わせる。本人に悪意がなくても、相手は威圧され、反抗や交渉をためらってしまう。<ref name="書籍17" />
 
ミスラは帝国の名門であるヒルメナード公爵家の出身で、[[ルドラ・ナスカ]]の異父弟でもある。血筋や公爵としての権威に加え、恐ろしげな顔立ちと悪人面の作用が重なった結果、彼は実際以上に冷酷で抜け目のない人物として見られていた。
 
ただし、作中では顔立ちそのものがスキルによって変化したとは説明されていない。外見・家柄・本人の態度と、スキルが生む恐怖がどこまで分かれているのかも明言されていない。<ref group="">「悪人面」の効果として明確に示されているのは、周囲から恐れられることと、無意識に作用する性質である。外見の変化や精神支配の権能まで備えると断定する根拠はない。</ref>


== 獲得・継承 ==
== 獲得・継承 ==
[[テスタロッサ]]によれば、悪人面は世代をまたいで受け継がれ、次の世代へ渡すこともできる能力である。ミスラにはヒルメナード公爵家の長男に受け継がれる宿命だと伝えられており、父親から継承した可能性が示されている。<ref name="書籍17" /><ref group="注">父親からの継承はテスタロッサの推測であり、先代の所有者が作中で確定したわけではない。</ref>


=== ヒルメナード家での継承 ===
ミスラは帝国の名門であるヒルメナード公爵家の当主で、[[ルドラ・ナスカ]]の異父弟でもある。血筋や爵位による威圧感に悪人面の作用が重なり、実際以上に冷酷で抜け目のない人物として見られていた。<ref name="書籍17" />
 
[[テスタロッサ]]によれば、「悪人面」は世代をまたいで受け継ぎ、次の世代へ渡すこともできるタイプの{{ruby|特殊能力|ユニークスキル}}である。ミスラの父親から伝わった可能性が示されており、ミスラ自身も、ヒルメナード公爵家の長男に受け継がれる宿命だと聞かされていた。<ref name="書籍17" />
 
ただし、先代の所有者や、最初にこの能力が生まれた経緯は明らかになっていない。ミスラがいつ獲得したのかも、作中では説明されていない。<ref group="注">父親からの継承はテスタロッサの推測であり、作中で先代所有者が確定したわけではない。</ref>


== 能力 ==
== 能力 ==
 
=== 威圧効果 ===
=== 権能 ===
悪人面は、所持者が自覚していなくても周囲の者に恐怖や警戒心を抱かせる。相手に反抗や交渉をためらわせるなど、対人関係に影響を及ぼす受動的な能力である。<ref name="書籍17" />
 
書籍第17巻では、「悪人面」に属する固有の権能名は示されていない。確認できる働きは、以下のような受動的な威圧効果である。<ref name="書籍17" />
 
{| class="wikitable" style="width:100%;"
! style="width:22%;" | 働き !! style="width:38%;" | 内容 !! 備考
|-
| 威圧・恐怖 || 周囲の者にミスラを恐ろしい人物だと感じさせる。 || 無意識に作用する。
|-
| 交渉への影響 || 相手に反抗をためらわせ、交渉を有利に進めやすくする。 || テスタロッサから、この性質を自覚して利用するよう助言された。
|}


=== 性質・制約 ===
=== 性質・制約 ===
*所持者の意思で明確に発動する能力ではなく、無意識のうちに作用する。
*直接攻撃や命令の強制を行う能力ではなく、相手の受け止め方に影響を与える。
*ミスラの母親には効かなかった可能性が示されているが、無効化の条件は明らかになっていない。<ref name="書籍17" />


所有者が能力の存在を自覚していなくても作用する。
== 使用例 ==
 
戦闘で直接攻撃する能力ではなく、相手の心理や対人関係に影響を及ぼす。
 
ミスラの母親には効かなかった可能性が示されているが、無効化の条件は説明されていない。<ref name="書籍17" />
 
作中で確認できる範囲では、相手の意思を完全に奪ったり、命令に従わせたりする描写はない。
 
=== 使用例 ===
 
;帝国貴族との交渉
;帝国貴族との交渉
:書籍第17巻。ミスラは帝国の旧家貴族を代表する立場にあり、本人の威圧感もあって周囲から恐れられていた。[[テスタロッサ]]は、その恐怖が「悪人面」によるものだと見抜き、能力を自覚すれば今後の交渉に利用できると助言した。<ref name="書籍17" />
:書籍第17巻。ミスラは帝国の旧家貴族を代表する立場にあり、周囲から恐れられていた。テスタロッサは、その恐怖が悪人面によるものだと見抜き、能力を自覚して交渉に利用するよう助言した。<ref name="書籍17" />


;妻との関係
;妻との関係
:テスタロッサは、ミスラの妻も彼を恐れていると指摘した。ミスラはそれまで自分が妻に恐れられているとは考えていなかったが、指摘を受けて家へ戻り、妻との関係を失わずに済んだ。この場面は、悪人面が敵対者だけでなく、身近な相手にも無意識に作用し得ることを示している。<ref name="書籍17" />
:テスタロッサは、ミスラの妻も彼を恐れていると指摘した。ミスラは指摘を受けて初めてその可能性に気づき、家へ戻って妻との関係を失わずに済んだ。身近な相手にも無意識の効果が及ぶことを示す場面である。<ref name="書籍17" />
 
== 所有者 ==
 
;[[ミスラ・ヒルメナード]]
:帝国の旧家貴族をまとめるヒルメナード公爵家の当主。「悪人面」の存在を自覚していなかったが、テスタロッサの指摘を受けて、交渉に利用できる能力だと知った。<ref name="書籍17" />
 
== 進化・派生関係 ==
 
{| class="wikitable" style="width:100%;"
! style="width:18%;" | 区分 !! style="width:32%;" | 能力 !! 備考
|-
| 進化前 || — ||
|-
| 統合元 || — ||
|-
| 本能力 || '''{{ruby|悪人面|コワイヒト}}''' || [[ミスラ・ヒルメナード]]が所有。
|-
| 進化後 || — ||
|-
| 派生 || — ||
|}
 
== 余談 ==
 
英語版では「Wicked Scoundrel」と表記される。日本語の「悪人面」が持つ外見や雰囲気の悪さよりも、周囲から悪党のように見られる性質を前面に出した訳になっている。<ref>{{web引用|url=https://yenpress.com/titles/9781975375539-that-time-i-got-reincarnated-as-a-slime-vol-17-light-novel|タイトル=That Time I Got Reincarnated as a Slime, Vol. 17 (light novel)|閲覧日=2026-09-09|website=Yen Press|publisher=Yen Press}}</ref>


== 脚注 ==
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
=== 注釈 ===
<references group="注" />
<references group="注" />
=== 出典 ===
=== 出典 ===
<references />
<references />


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
*[[ミスラ・ヒルメナード]]
*[[ミスラ・ヒルメナード]]
*[[テスタロッサ]]
*[[テスタロッサ]]
*[[本城正幸]]
*[[本城正幸]]
*[[特殊能力]]
*{{ruby|[[特殊能力]]|ユニークスキル}}
*[[能力(スキル)の一覧]]
*[[能力(スキル)の一覧]]


<!-- == 外部リンク == -->
== 外部リンク ==
*{{web引用|url=https://www.ten-sura.com/news/novel/tensura-novel/news/post/3875|タイトル=小説「転生したらスライムだった件」第17巻発売!|閲覧日=2026-09-10|website=「転生したらスライムだった件」ポータルサイト|publisher=講談社}}
*{{web引用|url=https://yenpress.com/titles/9781975375539-that-time-i-got-reincarnated-as-a-slime-vol-17-light-novel|タイトル=That Time I Got Reincarnated as a Slime, Vol. 17 (light novel)|閲覧日=2026-09-10|website=Yen Press|publisher=Yen Press}}


== コメント ==
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[[カテゴリ:今日のスキル候補]]
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{{SHORTDESC:ミスラ・ヒルメナードが所有する、周囲から恐れられるユニークスキル。}}
{{#related:ミスラ・ヒルメナード}}
 
{{#related:テスタロッサ}}
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2026年9月11日 (金) 04:57時点における最新版

悪人面
読み こわいひと
外国語表記 Wicked Scoundrel
種別 特殊能力ユニークスキル
所有者 ミスラ・ヒルメナード
過去の所有者 不明
状態 現存
初登場 書籍:第17巻
備考 無意識に作用する継承型の能力
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悪人面(コワイヒト)は、ミスラ・ヒルメナードが所有する特殊能力ユニークスキルである。所持者の意思にかかわらず周囲へ威圧感を与え、ミスラを危険な人物だと感じさせる。書籍第17巻で、テスタロッサによって存在と性質が指摘された。[1]

獲得・継承[編集 | ソースを編集]

テスタロッサによれば、悪人面は世代をまたいで受け継がれ、次の世代へ渡すこともできる能力である。ミスラにはヒルメナード公爵家の長男に受け継がれる宿命だと伝えられており、父親から継承した可能性が示されている。[1][注 1]

ミスラは帝国の名門であるヒルメナード公爵家の当主で、ルドラ・ナスカの異父弟でもある。血筋や爵位による威圧感に悪人面の作用が重なり、実際以上に冷酷で抜け目のない人物として見られていた。[1]

能力[編集 | ソースを編集]

威圧効果[編集 | ソースを編集]

悪人面は、所持者が自覚していなくても周囲の者に恐怖や警戒心を抱かせる。相手に反抗や交渉をためらわせるなど、対人関係に影響を及ぼす受動的な能力である。[1]

性質・制約[編集 | ソースを編集]

  • 所持者の意思で明確に発動する能力ではなく、無意識のうちに作用する。
  • 直接攻撃や命令の強制を行う能力ではなく、相手の受け止め方に影響を与える。
  • ミスラの母親には効かなかった可能性が示されているが、無効化の条件は明らかになっていない。[1]

使用例[編集 | ソースを編集]

帝国貴族との交渉
書籍第17巻。ミスラは帝国の旧家貴族を代表する立場にあり、周囲から恐れられていた。テスタロッサは、その恐怖が悪人面によるものだと見抜き、能力を自覚して交渉に利用するよう助言した。[1]
妻との関係
テスタロッサは、ミスラの妻も彼を恐れていると指摘した。ミスラは指摘を受けて初めてその可能性に気づき、家へ戻って妻との関係を失わずに済んだ。身近な相手にも無意識の効果が及ぶことを示す場面である。[1]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 父親からの継承はテスタロッサの推測であり、先代の所有者が作中で確定したわけではない。

出典[編集 | ソースを編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 伏瀬『転生したらスライムだった件』 第17巻、マイクロマガジン社GCノベルズ〉、2020年10月8日。ISBN 978-4-86716-056-5

関連項目[編集 | ソースを編集]

外部リンク[編集 | ソースを編集]

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